茨城県議会議員 細谷典幸 県政活動報告 Noriyuki Hosoya website

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第106代議長 退任ごあいさつ

2015/12/31

第106代議長 退任ごあいさつ

*平成27年12月15日本会議場にて、退任のあたるご挨拶の要旨です。

議長の職を辞するにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

 

本年一月十六日の県議会臨時会において、皆様の御推挙を賜り、第百六代の議長に就任させていただき、「活力と潤いある地域を築く県議会」を議会運営の基本理念に掲げてまいりました。
以来、多くの課題に積極的に取り組み、議会の活性化と県勢の発展のため、議長の職務に精励できましたのも、ひとえに議員各位並びに執行部の皆様、そして報道関係の皆様のご支援・ご協力の賜物であると心から御礼を申し上げる次第であります。
現在、我が国経済は、政府の経済再生に向けた取り組みにより、緩やかな回復基調が続いており、今年6月には、株価が15年ぶりに2万円台を回復するなど、明るさを取り戻しつつあります。

また、県内においても、今年上期の工場立地件数、立地面積及び県外企業立地件数の全ての項目で全国第一位を達成するとともに、来年3月の高校卒業予定者の就職内定率が、10月末現在で73・6%と、平成10年3月以来、実に18年振りの高水準となるなど、随所に明るい兆しが見えて参りました。
一方で、9月の関東・東北豪雨では、死者3名、9千件にも上る住宅被害が発生し、現在も82名の方々が避難所での生活を余儀なくされているほか、農業や商工業に対しても甚大な被害をもたらしました。
県議会といたしましても、災害対応を最優先とすべく、9月11日の本会議を休会にするとともに、9月18日には、常任委員会による調査を行い、早期の復旧・復興のための諸方策について様々な検討を行いました。
また、安倍総理が被災地視察のため来県された際には、橋本知事とともに、早期の復旧支援などを要望いたしましたほか、関係大臣に対しましても、発災後直ぐ、国の積極的な支援について併せて要望してまいりました。
そして、緊急性に鑑み、11月に臨時会を開き、被災者の生活再建や農業者及び中小企業者の事業再開等のための予算を審議・可決したところであり、後日、併せて可決した意見書をもって、河野内閣府特命担当大臣、石井国土交通大臣などに対し、被災地の復興への支援を強く要望してきたところであります。

去る10月1日には、天皇皇后両陛下に常総市をご訪問いただき、温かいお見舞いと、励ましのお言葉を賜り、被災された方々は勇気と希望を頂きましたところであります。
両陛下に対し、衷心より感謝申し上げます。
引き続き被災地への支援に全力を尽くすとともに、災害に強い県土づくりに邁進してまいります。
本県には、東日本大震災・原発事故からの復興、TPP発効に伴う本県農林水産業への影響、急速に進む少子化の進行や人口減少に伴う社会活力の低下、医療・介護体制の充実、さらには、これらに取り組むための財政基盤の強化など、我々が取り組むべき課題は山積しております。
とりわけ、人口減少問題がクローズアップされる中、将来にわたって活力ある日本社会を維持するための「地方創生」は、本県においても最重要課題であり、地方が自主性、独自性を最大限に発揮し、地域の実情に応じた対策に積極的に取り組んでいくことが求められております。
こうした中、県議会では、第一回定例会において、「地方創生に関する調査特別委員会」を設置し、飯塚委員長のもと、地方創生に関する諸方策について、精力的に調査・検討を進め、10月の中間報告及び知事への要望を経て、先ほど最終報告書をいただいたところであります。
加えて、政府関係機関の地方移転についても、つくばにある研究機関が他県へ流出することのないよう、橋本知事とともに、石破地方創生担当大臣に対し、強く求めたところであり、今後も、最先端の科学技術が集積している本県の優れた優位性を活かし、研究機関等の誘致を求めていかねばなりません。

県議会が議会基本条例の理念を具体化し、二元代表制の一翼を担う役割と責任を十分に全うするためには、議会改革を積極的に進めていく決意のもと、「茨城県議会改革推進会議」を設置し、議論を深めて頂きました。
そして、去る12月1日に、田山座長から、政務活動費の透明性の確保、議会審議・委員会審査の充実及び議会広報・情報提供の充実等について答申を頂いたところであり、その実現に向けて、知事及び教育長に対し、要請を行ったところであります。
しかしながら、議会改革は未だ道半ばであります。今後は、議員定数及び選挙区の在り方について検討を進めていくこととなっており、引き続き県民の視点に立った活発な議論を交わし、改革を進めることを期待しております。

 

私は、議長就任にあたり、行政の適切な監視、政策立案機能の充実・強化に取り組むとともに、知事をはじめ執行機関とは良好かつ緊張感ある関係を保ち、闊達な議論が尽くされるよう努めて参りました。
今後も県議会として、県政の諸課題の解決に積極的に取り組み、高い潜在力を有する郷土茨城のさらなる発展に全力で取り組んでいかねばなりません。
私といたしましても、甚だ微力ではありますが、今後は一議員として、県勢発展のため、引き続き努力して参る所存でありますので、皆様方には、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、関係各位の温かいご支援、ご協力に、重ねて、感謝申し上げますとともに、皆様方の今後益々の御活躍を祈念いたしまして、退任のあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。

細谷典幸